わくわくデーの日まであと5日。
「もうすぐお客さんがたくさん来るんだよね」「幼稚園で準備ができるのはあと2日しかないね」などと話しながら、『カラフルボウリング』のコース作りをしました。

「りんごちゃん(地域の乳幼児親子さん)も楽しく遊べるように、少し簡単なコースも作りたいな」
「年長は難しくしよう、ちょっと難しい方が楽しいもん」
「りんごちゃんは近くから転がせるようにしようよ、年長は遠く!」
などと話しながらコースを作っていきました。
コースを作った後はみんなで実際に遊んでみることに。

「難しさチェックだね!」
「わたしはみかん組さんの気持ちになってやってみる!」
「うーん、ここだとちょっと遠すぎて難しいかもしれないよ」
遊び場ができてきたことで、気付いたこともあったようです。

「来てくれた人は、ここが何の遊び場か分かるかな」
「看板があったらいいね」

「置いてみたらピンが全然足りなかった!」
「あと8個は必要だね」
わくわくデーに向けて、自分たちが考えた『カラフルボウリング』の遊び場がだんだんとできてきたことが嬉しい子どもたちです。
まずは自分たちでたっぷり遊んで楽しむことを大切にし、自分たちで役割を交代して遊ぶ中で、当日の必要な動きに気付いたり具体的な遊び方を考えたりできるように支えていきます。
朝から雨の金曜日・・・ですが、子どもたちはホールで自分のしたいことを見付け、元気いっぱい遊んでいます。

「ジュース屋さんです、何ジュースにしましょうか?」
「おすすめは何ですか?」
「マスカットとリンゴです!」
お店屋さん・お客さんになりきりながら友達との関わりを楽しむ姿や・・・

「後ろ向きで走るジェットコースターだよ!」
「途中でおばけが出てくるから気を付けてね」
3週間の教育実習が今日で終了する実習生との関わりを楽しむ姿もありました。

おや?大賑わいの魚つりコーナーもあります。
わくわくデーに向けてきく組が力を合わせて作っている魚つりを、遊びの中でも楽しむ姿が見られました。
日々の遊びの中でも、わくわくした気持ちがいっぱいの年長組です。
6月14日(水)のわくわくデーに向けて、いよいよ本格的に取り組み始めたすみれ組。
少し前から、年少組、年中組、そして地域の乳幼児親子さんのためにどんな「わくわくすること」ができそうか作戦会議をしていた子どもたちです。
今年度、年長組は各学級1つずつ遊び場をつくります。転がしドッジボールが大好きなすみれ組は、「ボールを転がす遊びはどうかな?」「ボウリングにするのはどう?」と、ボウリングの遊び場をつくることにしました。
名前は『カラフルボウリング』に決定!
どんなものが必要かな?わくわくデーまであと〇日だから・・・とみんなで考えて、必要なものづくりを進めています。
★カラフルなボールにしよう!

「ボールにビニールテープを貼ってカラフルにしよう」
「きっと転がしたときにきれいだね」
★カラフルなピンを作ろう!

「どんな色にしようかな」
「虹色のピンを作ってみたいな」

「ここを押さえているね」
「ありがとう、じゃあわたしはテープを貼るよ」
友達と協力しながら作り進める姿もありました。
「友達と力を合わせたら、たくさんのカラフルなピンやボールができた!」
「なんだか楽しいボウリングになりそう」と期待も膨らみます。
ボールやピンが完成すると・・・

「こんな風にトンネルがあるコースにしたいな」
「年長組はできるかもしれないけど、小さい子はどうだろう?」
実際にコースを作り、試しながら考えを巡らせています。
わくわくデーに向けて
「こんなことをやってみたいな」「もっとこうしたいな」「喜んでくれるかな」
とわくわくする一人ひとりの思いが実現できるように支えていきます。
先週、園庭にさらにたくさんの生き物が遊びに来るように設定した粗朶(そだ)。
子どもたちは「粗朶の中はどうなっているかな?」「虫たちは遊びに来ているかな?」と気に掛けていました。
粗朶の様子を見てみると・・・

「あ!!虫がたくさんいるよ」
「裏返したら、粗朶の下にもいっぱい!」


昨日の雨でジメジメとしていたためか、たくさんの虫たちが遊びに来ており、子どもたちは大喜びでした。
「粗朶の中にいたから雨に濡れなかったかもしれないよ」
「ジメジメしている場所を探したから虫がたくさん来たのかな」
と、考えたり予想したりしたことを話していました。

「こっち来てよ!“そだ“っていうものがあるんだ!」
「木の枝でできている虫のお家だよ」と年中組に粗朶について知らせる姿もありました。
直接自然と関わる機会を大切にし、その中で感じたことや気付いたことを友達にも共有できるようにしています。
6月4日から10日は歯と口の健康習慣です。
年中組、年長組では6月から歯磨き指導を行っています。

「むしば菌は、甘い食べ物や歯磨きをしていない歯が大好きなんだって」
「お弁当の後には丁寧に歯を磨こうね」

「みんなで歯磨きすると楽しいね」
「奥の方まできれいに磨こう」

「磨いた後には鏡でチェックしよう」
「食べ物は残っていないかな?」
学年の実態に応じて、イラストなどを使いながら歯磨きの大切さについて知らせ、元気な歯を守ることができるように歯磨きの仕方等を指導しています。
保育室前で育てている野菜が実をつけ始めました。
一番に発見した子が興奮気味に友達や教師に教えてくれました。
よーく見てみると、小さい実ができています!

きゅうりや、まだ緑色のトマト、小さな枝豆・・・たくさんの野菜が実っています。


子どもたちは、「はやくたべたいよー!」と収穫に期待をもったり、「おいしくなるようにお水をあげないと!」と今まで以上に水やりを頑張る子もいます。
これから大きくなったり色を変えたりといった生長を、子どもたちが関心をもって見届けていけるようにしたいと思います。
先日、年中組の友達が海賊船を作って、魚釣りをしたり釣った魚を焼いて食べたりしているのを見て、
「私もやりたい!」と魚釣りにやってきたみかん組の子どもたち。
海賊船の仲間に入れてもらい、一緒に魚釣りをして遊びました。


その次の日、「私たちも海賊船作りたい」とみかん海賊船を作って、出発!
さくら組の友達も一緒に作り、一緒に遊んでいます。
「ダイオウイカが来るぞ、掴まって!!」と船にしがみついたり、
「地震が来た!」と頭を守る姿勢をしたり、
本物の船に乗っているイメージをもって楽しんでいます。

日により、場所や形を変えて海賊船ごっこを楽しんでいます。
年中組や年長組の子どもたちがしている楽しいことをよく見て一緒に遊んだり、みかん組なりにまねて場を作って遊んだりする姿がたくさん見られています。
年長組の親子でみなと科学館に行きました。
「科学館で待ち合わせってドキドキするね」
現地で集合して、入館しました。

まずは、みなと科学館の方にあいさつをして、館内で楽しく過ごすための約束についてお話をしていただきました。
春~夏の夜空のプラネタリウムを観て、展示コーナーでは身近な科学を体験しました。

「津波ってこうやってできるんだね」
「幼稚園でも避難訓練をしているよね」


「ぼくが通っている芝浦幼稚園、あったよ!」

「生き物の足や羽はどうなっているのかな」
「おもしろい!」「なんでだろう?」「ふしぎ!」の声が、みなと科学館のあちこちから聞かれ、親子で楽しく科学に触れる機会となりました。
保護者の皆さま、ご協力いただきありがとうございました!
園庭で遊ぶのが大好きなさくら組の子どもたち。
天気が良い日は毎日園庭に出て遊んでいます。
園庭で遊んでいると、たくさんの発見があります。
この日も、おもしろ散歩道で何やら探している様子。

「こっちにも行ってみよう!」と奥へ進んでいきます。

見付けたものは、たくさんのダンゴムシ。
大きいダンゴムシから小さい赤ちゃんダンゴムシまで、たくさん捕まえて、「大家族のダンゴムシだねー」と喜んでいました。
他の場所では、「先生、すごい石を見付けた!」と教えてくれました。聞いてみると、絵が描ける石とのこと。さっそく、紙に書いてみると…
かけました!
「4歳だから4ってかいたよ」「自分の名前、書いてみよう」と名札を見ながらかく姿もありました。


これからもたくさんの発見を遊びに取り入れていけるようにしていきたいと思います。
「みなエコ」とは、港区学校版環境マネジメントシステム「みなと子どもエコアクション」の略で、
港区の幼稚園、小学校、中学校で環境活動を推進する取組です。
今年度の芝浦幼稚園では、
『しぜんにやさしいようちえん』を目指して、みなエコ活動を進めています。
今回は、園庭にさらにたくさんの生き物が遊びに来るように、剪定した樹木の枝などをわら縄で束ねた『粗朶(そだ)』を設定しました。


「枝が抜けてしまわないようにギュッと結ぼうね」
実際に自分たちで樹木の枝を持って運び、触れたり見たりする中で「この枝はサルスベリだね、ツルツルしているよ」「この枝は重くてザラザラしているね」などと枝の特徴に気付く姿が見られました。

また「竹はトンネルみたいになっているから虫が遊びに来やすいかもしれない!」などと考えて樹木を選び組み合わせる姿もありました。

「粗朶置き場はこのあたりがいいかな」
「ジメジメしているからダンゴムシがいっぱい来るかもしれないよ」
虫たちが大好きな枯れ葉を敷いたり、粗朶を置いたあたりを湿らせたりし、「早く虫たちが遊びに来ないかな」と楽しみにしています。
さらに「しぜんにやさしいようちえん」を目指して、子どもたちと一緒にみなエコの活動を進めていきます。
昨年度末、まだ年中組だった頃に前の年長組から当番活動のやり方を教えてもらった子どもたち。
4月、「自分たちも前の年長組さんみたいにやってみたい!」と関心をもった子たちから当番活動を始め、現在は3~4人のグループごとに1つの当番に取り組んでいます。
当番活動の内容や手順は、昨年度末に教えてもらったことにこだわりすぎず、自分たちで「どんな当番があるといいかな」「どうやって進めるといいかな」と考えて決めました。
〇テラスの遊具等の整理

「積み木やいすが出ていたら片付けるようにしよう」
「みかん組さん(3歳児)はまだ片付けが難しいかもしれないもんね」
〇靴箱掃除

「小さいほうきとちりとりで靴箱の砂を取ろう」
「砂は自然のものだから外に返すといいね」
〇砂場の遊具の整理

「同じ形で分けたら使いやすいよね」
「ぼくはこの形を集めるね」
〇水やり

「前の年長さんは当番ではしていなかったけど、水やりもあるといいよ」
「水はどこにかけようか」
子どもたちが考えた手順は、手順表にして掲示し、自分たちで確認しながら進めることができるようにしています。

担任は、一人ひとりの動きを言葉にしたり、友達と声をかけ合いながら進める姿を認めたりして、他の幼児にもしていることが伝わるようにしています。
みかん組の保育室にマイクを準備しておくと、マイクを持って、さっそくステージごっこが始まりました。「おひめさま!」「アンパンマンがいい!」と子どもたちからのリクエストに答えて曲を流すと、自分なりに歌ったり、踊ったりしています。

「マイクを持ったら洋服もすてきにしなくちゃ!」と思ったのか、スカートやマントがあるのを思い出して身に付けて踊る姿もあります。

今日はティアラや冠を付けたプリンセスが歌ったり踊ったりしています。
「写真を撮りますよ」「パシャ、パシャ」
この日はカメラマンのお客さんも来ていました。


思い切り体を動かして踊っていたり、友達と一緒に歌うことを楽しんでいたり、
思い思いに楽しむ姿が見られています。
子どもたちの大好きなホールでの遊び。

「ここがトイレだよ」
「外から見えないように壁と扉を作ったよ」
「おばけがいるトイレにしたいな、びっくりさせるんだよ」

「いらっしゃいませ!レストランです」
「お客さんが座るところはここにしよう」

「ボウリングのコース、今日は坂道にしよう」
「トンネルも作ろうよ」
「簡単すぎるとつまらないから、ちょっと難しいコースにしたいな」
それぞれの場で友達とやりとりをしながら、遊びに必要な物や遊び方を考える姿が見られています。
担任は、子どもたちが「こんな場にしたい」「こんな風に遊びたい」と考えたことを一緒に遊んでいる友達に伝えたり、友達の話を聞いたりできるように指導しています。
ときには子どもたち同士の思いや考えがぶつかることもあります。担任は、解決を急がず、やりとりや考える姿を見守ったり、互いの思いを聞いてどうしようか考えられるように声をかけたりしてじっくりと関わっています。
先日、草取りなどをして畑を整えながら「畑にも何か植えたいね」「前の年長さんみたいにサツマイモを植えるのはどう?」と話していた年長組。

サツマイモの苗が届くと、「サツマイモは土の中にいっぱいできるんだよね」「ここからどんどん葉っぱが増えていくよ」などと昨年度の様子を思い出しながら話す姿が見られました。

「サツマイモの苗は寝かせて植えて、優しく土をかけるんだよね」

「どの向きで植えたらいいんだっけ」
「こうやってやるといいよ」
教師から聞いた植え方を友達に知らせながら、一緒に苗を植えていました。
「早く焼き芋したいね」
と、今から収穫を心待ちにする子どもたちです。
保育室の前で、ナス、ミニトマト、枝豆、キュウリを育て始めました。
土を掘って穴をあけて、野菜の苗のベッドを作り、そっと苗を置いて、ふかふかの土をかけてあげました。


毎朝、水やりをして、小さい草が生えてきたら、教師と一緒に抜きます。
雨の翌日には、「昨日は雨が水やりの代わりだったけど、今日はいい天気だから私たちが水やりしなくちゃね!」と張り切って取り組む姿が見られています。


登園すると、観察をして、「黄色い花が咲いてる!」と生長に気付き、教師や友達に伝える子もいます。
自分たちで植えたことで、愛着をもってかかわっている姿が見られます。
毎日水やりのときに口にしている、「おおきくなぁれ、おいしくなぁれ」の通り、大きく生長し、おいしい実をつけてくれることでしょう。