入園式から1週間経ちました。初めはドキドキしていた子もいましたが、楽しそうな遊びを見付けて毎日たくさん遊んでいます。
「病院ごっこをしていたらお腹が減ったな、お弁当くださいな」

「ぼくは新幹線が好き。」「駅も作ったよ。」

「たべもの電車が通ります」 「何が乗ってるのかな」

ちょうちょを作ると、保育室のロッカーや折り紙のチューリップにとまったり
プランターの花にとまったりと、ちょうちょになりきって楽しんでいます。
「ちょうちょさん、花のみつはどんな味ですか?」
「しゅわしゅわ味」「カレー味だよ」

踊るのも大好き!「ぎゅ~っ!」としたり、「ブーン!」と飛行機になったりニコニコ笑顔で踊っています。

先生や友達とたくさん遊んでいるうちに、おもしろいことを見付けて、日に日に幼稚園が楽しくなってきているみかん組の子どもたちです。
令和5年度の教育活動が始まりました。
入園式では、「おめでとう!」「ようこそ!」の気持ちを込めて言葉を言ったり歌ったりした年長組の子どもたち。
入園式の翌日からは、「お迎えタクシー」と称して登園する年少組を保育室まで連れて行ったり、「お助けマン」として身支度を手伝ったりしています。
<お迎えタクシーの様子>

「わたしの名前は〇〇だよ、一緒に行こう!」

「みかん組はこっちだよ、いってらっしゃい!」
<お助けマンの様子>

「一緒に上履きを履こう」
「ゆっくりで大丈夫だよ、がんばれ〜!」

「〇〇ちゃんの靴箱はどこかな?一緒に探そう!」
子どもたちは、自分たちが年長組になることや新しい友達が入園してくることを楽しみにしてきました。早めに登園し、張り切ってお手伝いをしたり、優しく関わったりしています。
中には、関わりたい気持ちはあるものの、どのように動いたらよいか戸惑う姿もあります。そのような時には、教師がモデルとなって動いたり、友達の姿に気付けるよう声をかけたりしています。
年下の子と関わる中で、年長組としての自覚をもったり、年少組への親しみの気持ちをもったりできるよう、関わってまいります。
いよいよ修了式の日を迎えました。


園庭のチューリップも、子どもたちの門出を祝うように咲いています。

今年度は、32名が修了しました。

心も体もぐ〜んと大きくなった子どもたち。もうすぐ一年生になりますね。
考えたり、友達と力を合わせたりしながら、たくさんのことに挑戦してくださいね。
ご修了、おめでとうございます。
修了式は大きくなった自分たちの姿を保護者の方や先生方に見ていただいたり、感謝の気持ちを伝えたりする大切な場であることを伝え、活動に取り組んできました。

ステージに立つ姿からも、就学への期待感や自信が感じられます。
年中組が一緒に活動に参加した日には…

「歌が素敵だったよ」
「かっこよかったよ」
と活動の終わりに感想を話す年中組の姿が見られました。年長組の活動の様子を見て、憧れの気持ちや進級への期待感がふくらんだようです。
修了式前日には、用務担当者の方にも感謝の気持ちをお伝えしました。

「いつもお部屋をピカピカにしてくれてありがとうございました!」

「いつも美味しい麦茶を作ってくれてありがとうございました!」
修了式の日が近付き、子どもたちは今まで楽しんできた遊びを友達や年少組、年中組と一緒に楽しんでいます。

「年長さん、一緒に遊ぼう!」

「こうやってこするとたくさん色が出るよ」
「教えてくれてありがとう!」
「やっぱり年長さんってすごい!」

「大好きな車を作ってドライブに行くよ」
「友達と作るの楽しいな」
園内に設置されたボルダリングにもチャレンジしました。

「手と足に力を入れるんだよ」
「少し難しいけど楽しいね」
学級や学年全体で過ごす時間の中でも、子どもたちのリクエストを取り入れながら、これまで楽しんできた活動を行いました。


同じ学級の友達とのつながりを感じながら 力一杯応援する姿、友達の応援を受けてさら に自分の力を発揮する姿が見られました。
友達と一緒にたくさんのことを楽しんでき た子どもたち。1年生になっても、友達と力を合わせて取り組む楽しさを忘れないでほしいなと思います。
年長組から年中組へ、誕生会の司会や当番活動など様々なことをバトンタッチしています。
<誕生会の司会>

「遠くまで聞こえる声で言うとかっこいいよ!」
「一緒に言ってみよう」
<当番活動>
「わたしたちが1年生になったら、みるく(園で飼育しているウサギ)のお世話の当番はどうしようか?」と話していた子どもたち。 自分たちも年中組の頃に教えてもらった経験を思い出しながら、当番のやり方を年中組に教えました。

「一緒に持つよ」
「きれいになったね」

「ほうきはこうやって持つよ」
手本を示したり、分かりやすい言い方を考えながら教えたりする姿が見られました。

「ぼくたちが1年生になったら当番をよろしくね!」
「分かったよ、わたしたちに任せて!!」
また、年長組が栽培していたワタやヒマワリなどの種も、年中組に引き継ぎました。

「あたたかくなったら育ててね」
異学年のつながりや、幼児が採った種から栽培して植物の生長や自然の循環を感じられるような経験を大切にしています。
子どもたちの健やかな成長を願うひなまつり。
幼稚園のみんなでひなまつり集会を行いました。集会では、それぞれの学年で製作したひな人形を見たり、パネルシアターを見ながら一緒に歌ったりしました。

「あかりをつけましょ ぼんぼりに〜」
また、自分たちが作ったひな人形や、他の学年の友達が作ったひな人形も鑑賞しました。
<年少組>

<年中組>

<年長組>

<鑑賞の様子>


「これは年長さんが作ったんだね」
「この飾り、本物みたいだよ」
互いの作品を見ることを通して、他の学年の取組を知ったり、憧れの気持ちなどをもったりすることができるようにしています。
あと少しでお別れする年長組のみんなに感謝の気持ちをこめて、年中組が中心になって『おわかれかい』を計画し、準備を進めてきました。


スチレン版画で、自分の絵が写ったことを喜びながら、プレゼントの出来上がりを楽しみにしてしました。
『おわかれ会』では、司会をしたり、歌やことばで感謝の気持ちを伝えたりしました。

年少組もネックレスを作ってプレゼントを渡しました。

最後に年長組からもプレゼントをもらって大喜びでした。
年長組のみんなとたくさん遊んですごしたいと思います。
保護者の皆さんをお招きして、ミニコンサートを開きました。

学級の友達や教師と一緒に楽器を鳴らしたり・・・

歌ったりすることを楽しみました。
少しドキドキした幼児もいたようですが、保護者の方の温かな拍手と眼差しのおかげで、楽しんで取り組むことができました。
幼稚園の友達と一緒に行く、最後の運河探検。
今回は、高浜運河沿いを通り、東京海洋大学を目指しました。

「右左右を見て、大丈夫だったら渡るんだよね」
「車から私たちが見えるように、大きく手を挙げよう!」
先日交通安全教室で三田警察の方に教えていただいたこと(①道路に飛び出さない ②信号を守る ③信号が青でも左右の安全を確かめてから手を挙げて渡る ④道路で遊ばない)を思い出しながら、自分で信号や車が来ていないかを確認して横断する姿が見られました。

「今日は何を見られるかな」
子どもたちは、運河沿いの道でのいろいろな生き物や植物との出会いに心を弾ませています。

「白い鳥がいるよ、何ていう名前かな」
「翼を広げると大きいんだね」
気付いたことや疑問に思ったことを友達同士伝え合う姿が見られました。
東京海洋大学では、広いグラウンドをお借りし、思いきり走ったり宝取り鬼をしたりしました。

「広いから走るのが楽しいね」

木の枝を拾い集めて焚火ごっこをする姿も見られました。
「あったかいね」
「やきいも会の焚火と似ているね」
年中組の頃から「運河探検」として、様々な運河沿いの道を歩いてきた子どもたち。
自然に触れて季節の移り変わりを感じたり、地域に親しみをもったりすることができました。
学年のみんなで力を合わせて劇遊びをつくってきた年長組。

「コックさんの声が大きくなってきたね」
「お客さんに料理が見えるようにするのはどうかな」
取組の様子の動画を見ながら、もっとすてきな劇遊びにするためにはどうすればよいか考えています。

年少組、年中組が劇遊びを見にきてくれました。
「お客さんがたくさんいてちょっと緊張した」
「大きな声で言おうって頑張ったよ」
緊張しながらも張り切り、力を発揮する姿はさすが年長組です。
お客さんから「楽しかったよ!」「食べ物が本物みたいだったよ!」などたくさんの声が上がり、「もっともっとすてきな劇にしておうちの人に見せたいな」と意欲が高まる姿が見られました。
2月4日(土)の本番を終え、振り返りでは「練習で友達が一緒に言ってくれていたから台詞を覚えられて、本番では1人で言えてうれしかったよ」「ドキドキしたけど同じ役の友達と頑張った!」「おうちの人がたくさん拍手してくれた」などの声があがり、達成感や満足感でいっぱいの姿がありました。

「他の役もやってみたい!」
「僕は王様役だったけど今日は先生役!」

役を交換したり衣装を貸し借りしたりしてこどもかいの余韻を楽しんでいます。
他の役や場面の友達の台詞も分かっていて、友達の姿をよく見ながら取り組んでいたことが感じられました。
年長組が登園するのはあと26回。こどもかいに向けた取組を通してより強くなった友達とのつながりを支え、1日1日を大切に過ごしていきます。
先週の土曜日に『こどもかい』が終わりました。
年長組の劇あそび『おしゃべりなたまごやき』を見て、王様の「あ、うん。」という返事が面白くて大好きになった子どもたち。
今日は年長組が劇あそびで使っていた道具で遊ばせてもらいました。

「大きな目玉焼きができました~。」

「王様、勉強の時間です。」「あ、うん。」

「誰かニワトリ小屋の鍵を開けてください。」

キーンコーンカーコーン♪
「勉強の時間はおしまいで~す。」
『こどもかい』の余韻を楽しむことができました。
2月4日にこどもかいがありました。
数人のグループで同じ役になり、友達と一緒に役になりきって表現しました。
★うめ組「すてきなぼうしやさん」
役になりきるためのお面を自分で作ったり、劇あそびの中で友達とのやり取りを楽しんだりしながら進めました。
「こんな帽子がいいな~」

「あなたに似合いの帽子はこれです!」
★さくら組「ゆきだるまつくったのだあれ」
劇あそびに必要な雪だるまを友達と作ったり、同じ役の友達と声を揃えて言葉を言うことを頑張ったりしながら進めました。

「どんな雪だるまにしようかな」「まんまるがいいね」

「これなんだろう?」「かまくらだ!」
本番はたくさんのお客様にドキドキする姿もありましたが、自分なりに役になりきって表現することを楽しんだり、友達と一緒に取り組む楽しさを感じたりしていました。
年長組は『おしゃべりなたまごやき』という絵本をもとに劇遊びを楽しんできました。
何を聞かれても「あ、うん」と答える王様や、ニワトリが王様を追いかけるシーンがおもしろく、友達とのやりとりを繰り返し楽しむ姿が見られました。

「大きな目玉焼きがいるね」

「ニワトリの帽子ができてきたね」
「とさかはこうやって貼るといいよ」

「ここでお料理しようか」
「本当のコックさんみたい」
同じ役の友達と劇に必要なものを作ったり、一緒に表現を考えたりする中で、劇遊びがより楽しいものとなりました。

「ここで勉強が始まる合図のベルを鳴らそう」
「自分たちで考えたんだよ!素敵な音でしょ」
学年みんなの力を合わせて、芝浦幼稚園年長組オリジナルの『おしゃべりなたまごやき』になりました。
早くお客さんに見せたいですね♪

宝取り鬼という鬼遊びを始めました。
「宝島にあるお宝を取りに行くんだよ」
「ぼくたちのチームは宝を取られないように守ろう」
子どもたちは、友達の動きを見ながら捕まらないように宝を取りに行ったり、宝を取られないように陣地で守ったりしています。

「ぼくがここを守るから、〇〇ちゃんはこっちをお願いね」
同じチームの友達と、相手のチームにつかまらないで宝を取る方法や宝の守り方について考えを出し合い、作戦を立てています。

「さっき考えた作戦が成功したね」
「今は宝を取られてしまったから次は~してみる?」
友達と作戦を立てて試し、試した結果を受けて新たにやってみることが経験できるようにしています。

学級全体で何度か行っている宝取り鬼を、遊びの中でも自分たちで場を設定しながら繰り返し楽しんでいます。気温が低い日が続きますが、今後も友達と楽しく体を動かすことができるように支えていきます。