えがおがおどるようちえん

【5歳児きく組】みんなで動物園をつくっています

2023年11月20日 16時37分

上野動物園に遠足に行った後、楽しかったことやうれしかったことを友達と話していました。そこから、自分たちも昨年の年長組のように動物園をつくりたい!ということになりました。

どんな動物園にしたいかを相談すると、動物だけでなく、大型バスに乗ったことも印象に残ったようでした。そこで、きく組は、『バス』『ゾウ』『ペンギン』を作ることにしました。

自分が作りたいものを選んで、グループをつくり、相談して設計図を作りました。

年少・年中のみかん組やさくら組の友達を誘いたいという気持ちをもっており、「遊べる動物がいいよね」「乗ることができるバスがいいよね。」などとグループの友達と話し合って決めていました。

『バス』

「どんな模様にしようかな」「にじいろはどう?」「いいね」などと話し合いをして、設計図をつくりました。

 バス③

 大きなダンボールに刷毛で色を塗っていきました。「ここは、青色でいい?」「一緒に塗ろう。手伝うよ。」と声をかけあって塗り進める様子が見られました。

   バス④

出来上がって組み立ててみると、バスの形になり、近くにいた友達が「すごーい。」「バスになってるね。」と話しかけていました。

タイヤの形を作るために、丸い形にしたいということで、丸いもの探しをし、「この大きさは、タイヤのサイズぴったり。」と言って形をとっていました。

 バス①

まだまだ完成まで作るものがあるようで、みんなの前で発表するときも、「明日やることはこれです。」と伝えていました。

『ペンギン』

動物園でたくさんのペンギンを見て「作りたい!」と集まりました。どのようにしたら遊べるようになるかを考えていくと、「ペンギン島を作って、ペンギンに触れ合えるようにしよう」ということになりました。

 ペンギン①

ペンギン作りでは、それぞれが工夫して作ってみたり、作り方がわからない友達に「こうやって作るといいよ。」と教えてあげたりする様子が見られました。できあがると、一緒に遊んでみたり、大切に寝かせてあげたりして、愛着をもって関わっています。

次は、ペンギンがいる場所を作ろうということになり、岩のようにするためにダンボールに紙を糊で貼って作りました。

   ペンギン③ (2)

ペンギン島に必要なものを毎日作り進める中で、友達と「明日はこれを作ろうね。」と話す様子が見られています。

『ゾウ』

昨年度の上野動物園遠足では見ることができなかったので、今年、ゾウを見て大きさに驚いていました。そこで、ゾウを作りたいと集まった仲間で「遊べるゾウにするためにはどうしたらよいか」を考えました。

「乗れるゾウがいいね」「大きいゾウにしようよ。」「みかん組やさくら組のみんなが乗っても丈夫なゾウにしよう」と次々にアイディアが出てきていました。

丈夫にするために、足は大型積み木、体はダンボールで組み立てていきました。「丈夫になったかな」と実際に乗ってみて確かめていました。

   ゾウ④

 ゾウ②

体の茶色に塗った紙を貼っていき、だんだんとゾウの形になってきています。「ガムテープを切って渡すね。」「ここを押さえているね。」など一人ではできないことを友達と助け合っていました。

  ゾウ③

「まだ、顔ができていないね。」「耳も作っていないね。」など、作り進めていきながら必要なことに気づいていました。

3つのグループで、どんなことをしているかを発表する時間をつくっています。「今日は色を塗ったよね。」「ここを作ったね。」「明日は○○を作ろうね。」など、次はどんなことをしたらよいかの見通しをつけて進められるようになってきています。

   バス⑦

   ペンギン6

あと少しでアートデー!完成に向けて頑張っています!