【5歳児きく組】【4歳児さくら組】当番活動の引継ぎ
2024年2月21日 12時50分先週のすみれ組に続いて、きく組とさくら組が当番活動の引継ぎを行いました。
きく組が教えてくれたのは、幼稚園内の4つの当番活動(ウサギの世話、ザリガニの世話、絵本の整理、保育室の掃除)です。
芝浦幼稚園では、縦割りで8つのファミリーに分かれています。毎朝、ファミリーでニコニコタイムというダンスの時間があり、一緒に踊って親しみを深めています。
当番活動の引継ぎもこのファミリーで行いました。
ザリガニの世話では、ザリガニを水槽から出すときに体のどの部分を持つとよいか教えてくれると同時に、はさみの部分は手を近づけてはいけないことを教えてくれました。してはいけないことを教えてくれるのもさすが年長組です。
絵本の整理では、「大きい本は一番前に置くと、後ろの本が見えなくなるから、一番後ろに置くといいよ。」ときく組がこれまで取り組んできた中での気付きを伝えてくれました。何度も取り組んできたきく組の絵本の整理の速さにはさくら組も驚いていました。
保育室の掃除では、ほうきだけではなく、雑巾も使います。雑巾の絞り方を伝え、さくら組がうまく絞れなくて困っていると、さっと手伝ってくれるきく組。「ここをこうやって持つとうまく絞れるよ。」「そうそう!うまい!」とコツを教えてくれたり、ほめてくれたりとさくら組のやる気を高めてくれる声掛けをしてくれました。
最後はファミリーのみんなで手をつないで当番活動の終わりのあいさつをします。ここでも、「最初は見本を見せるから見ててね。」と一度きく組だけでやって見せてくれてから、次にさくら組も一緒にあいさつをしました。
当番活動の引継ぎを通して、年長組も年中組も様々なことを経験し、感じています。
年長組は、これまでの活動を次の学年への引き継ぐことで、自分たちがしてきたことへの満足感を感じ、自信につなげていることでしょう。
年中組は、憧れの存在だった年長組へ進級することへの期待を高めていることでしょう。
年長組が一年間当番活動に取り組む中で学んだことを年中組に引き継ぐことで、芝浦幼稚園の教育がしっかりと伝承されていきます。