みかん組に「ミニトマトちゃん」がやってきて、赤ちゃん(苗)を一緒に育ててほしいと届けてくれました!教師が苗を植えて、土の布団をかぶせるところをじっと見つめていました。
「みんなでお水をあげてくれると元気になれるんだ」とミニトマトちゃんが言うと、
「お水、あげるよ!!」「のどが渇いちゃうもんね」とやる気満々の子どもたちでした。
活動後のお弁当時は、「あ、ミニトマトちゃん発見!」「美味しいね」と野菜や弁当のおかずに興味をもってうれしそうに食べる姿も見られました。
園庭に出たときには、「お水あげたい!」と言う姿や「お水、おいしい?」とミニトマトちゃんと会話しながら水やりをする姿が見られました。
みかん組の子どもたちと一緒に世話をしながら、親しみをもって栽培物と関わっていくことができるように指導していきます。
さくら組では、昨年度みかん組の時に学級の友達が幼稚園に持って来てくれたザリガニの赤ちゃんを飼っていました。
初めはなかなか見付けられないくら小さかったザリガニが少しずつ大きくなっていく様子を、子どもたちも担任も楽しみに見ていました。
ある日ザリガニを見ていた子が「先生!ザリガニがへんだよ!」とびっくりした様子で伝えてくれました。横たわっている状態で動かず、脱皮をする過程で弱って死んでしまったようです。
持って来てくれた子や、学級の子どもたちみんなが「悲しい」「寂しい」ととてもショックを受けていました。
みんなでどうしようか考え、手紙を書いて園庭に埋めてあげることにしました。
生き物を飼育していると、死と向き合うこともあります。
さくら組の子どもたちにとっては、ショックな出来事でしたが、「お手紙書こう」と絵を描いたり、「こうやって目を瞑るんだよ」と手を合わせたり、「今度は僕がザリガニ持ってくるよ」と話したり、子どもたちなりに悲しい気持ちや死んでしまったザリガニとどう向き合うか考えているようでした。
一人一人の思いに寄り添いながら、今後も生き物を大切にすることや、思いをもって接することなどを大切にしていきたいと考えています。
毎月、4歳児年中組と5歳児年長組はホールで一緒に誕生会をしています。
司会は5歳児すみれ組ときく組が順番に行っています。
今月の司会はきく組。
友達とお辞儀のタイミングや声を合わせよう!と張り切って取り組みました。
年中組の子どもたちは、年長組の司会の言葉をよく聞いて次は何かなと楽しみにしていました。
今月のお楽しみはすみれ組が行いました。
「〇〇ちゃんの好きな野菜は何でしょうか?」
誕生児についてのクイズを考えました。好きなものを知って、もっと仲良くなれましたね。
今年度は年中組からは冠、年長組からは絵合わせカードをプレゼントしています。
「おめでとう」の気持ちを込めて作っています。
<プレゼント作りの様子>
〇年中組
毎月、季節や月に合ったものを折り紙で折り、冠に貼っています。
一生懸命折った折り紙を貼ったら素敵な冠ができました。
〇年長組
ペアでどんな形と色にするか相談して作りました。
「同じカードができたよ!」
「ピンクのハートで、ふちは黄色にしたの!」
お家でたくさん遊んでくださいね!
本園では特色ある教育活動として、毎年年長組がなぎなたに取り組んでいます。
背筋を伸ばして立つこと、座ること、相手にまっすぐ向き合うこと等、学ぶことができるようにしています。
同じアカデミー(区内の中学校通学区域を単位とするグループ)内にある港南中学校にはなぎなた部があるということで、この日はなぎなた部の生徒さんと5歳児年長組が交流しました。
初めに演武を見せていただきました。
「かっこいい!」思わず息をのむ子どもたち。
立ち方、座り方、礼の仕方などを教えていただきました。
なぎなたを持って『自然体』!
自分の身長よりも長いなぎなたを持つと、自然と背筋が伸びます。
「持ち方がかっこいいね」「上手上手!」
なぎなた部のお兄さん・お姉さんたちにいいところをたくさん見つけてもらいながら、張り切って取り組んでいました。
港南中学校なぎなた部の皆さん、貴重な機会をいただきありがとうございました!
9月からは港区なぎなた連盟から講師の先生をお迎えし、本格的に取組を始める予定です。
楽しみですね!
離任された先生方の離任式を行いました。
園を代表して、5歳児年長組が歌や言葉で感謝の気持ちを伝えました。
「幼稚園でいっぱい遊んでくれてありがとうございました!」
子どもたちの顔がスタンプされたトートバッグをプレゼントしました。
「私たちのこと、忘れないでね!」
その後、PTA主催のお別れ会も実施されました。
また、芝浦幼稚園に遊びに来てくださいね!
野菜のヒーローのトマトマンとナスマンがミニトマトとナスの苗を届けてくれました。
「みんなで育ててくれるかい?」とトマトマンとナスマンが聞くと、
「うん! いいよ!」と子どもたち。
植えることを楽しみに順番を待っています。
苗を植えると、土のお布団を優しくかけていました。
最後に、大きくなるためにみんなでパワーをあげていました。
今後は、大きく生長するためにどうしたらよいかをみんなで考えて育てていきたいと思います。
先日、注文していた野菜の苗や花の種などが届きました。
「この苗は何の苗かな?」
「葉っぱが雫みたいな形だからピーマンかな?本にも書いてある!」
植える前に、葉の形を見たり、触ったり、匂いをかいだりして苗とじっくり関わりました。
「種、小さいね」
「虫メガネだとよく見えるよ」
先週石灰を混ぜた土に、培養土や腐葉土を混ぜて、二回目の土作りをしました。
「よいしょ、よいしょ」
自分たちで培養土を運びます。
「土の中に手を入れると温かいんだね」
裸足になり、道具を使わずに土を混ぜ合わせたことで、手や足からも土の感触や温度に気付きました。
苗植え完了!
今後、教師や友達と一緒に水やりをしたり雑草を抜いたりして、栽培物の様子に関心をもって世話をできるようにしていきます。
元気に育ちますように!
5月からお弁当が始まりました。
ずっと楽しみにしていたお弁当。
年少組の子どもたちは、朝からお弁当のことで盛り上がっていました。
「今日はイチゴを持ってきたよ。」「鞄が重いんだよ。」
好きな遊びの時間から「お弁当もう食べたい!」と話す子もいました。
いよいよお弁当の時間です。
「先生と一緒に順番にやってみよう」と一緒にすることを確認しながら、一人ひとりが自分でお弁当を出しました。
「いただきます!」
「おうちの人が作ってくれたお弁当、美味しいな♪」
食後は粘土やパズルなど、ゆっくり座って遊び、「お腹休め」をしています。
「チョウチョの形を作ろうかな」「僕はお家ができたよ」
「ヘビとヘビだね、一緒だね!」「あれ?指輪に変身したね♪」
「ヘビさんが背中に乗っちゃったよ!」
いつも美味しいお弁当を作ってくださり、ありがとうございます!
「自分で食べられた!」「友達や先生と一緒に食べると楽しい!」と感じながら幼稚園で食事ができるよう、楽しい雰囲気づくりをしていきます。
年中組と年長組でホールで待ち合わせをし、ファミリーの顔合わせをしました。
「ぶどうファミリーの人、こっちですよ~!」
年長組が同じファミリーの年中組に優しく声を掛けています。
「お名前なあに?」
同じファミリーの友達同士で自己紹介をしました。
同じファミリーの友達と一緒に「よろしくね」を踊りました。
活動後は、年長組が年中組を保育室まで送り届けました。
「楽しかったね!」「また一緒に遊ぼうね!」
年中組の、ファミリーの友達と過ごすことを楽しみにする気持ちに共感したり、年長組の年中組に優しく関わろうとする姿を認めたりしながら、異学年の交流を深められるように支えていきます。
昨年度植えたスナップエンドウも収穫・実食を経験して終わりを迎え始め、「そろそろ夏の野菜を植えたいね」と話をしていました。
さあ、何を植えようかな?
子どもたちが意欲的に栽培活動に取り組むことができるように、何を育てたいか投げかけました。
「ピーマンは前の年長さんも育てていたよね!」
「トマトは夏においしいって書いてある!」
図鑑等を見たり保護者の方にも聞いたりしながら考えました。
「去年取った綿の種もあるよね」
タブレットで昨年の活動の様子を見せながら振り返りをし、前年度の活動とつながるようにしています。
「これはトマトを植える土なんだよね」
「フワフワの土にしたらおいしい野菜がいっぱい穫れるね」
などと話しながら土作りをしました。
苗が届くのが楽しみです♪
今年度のファミリー活動が始まりました。
ファミリーというのは他学級・他学年の幼児との関わりを楽しめるようにつくった異学年の縦割りグループです。ファミリーごとに、「なしファミリー」「イチゴファミリー」などフルーツの名前がついています。
まずは、年中は各学級、年長は学年で誰と同じファミリーなのかを知らせ、顔合わせの機会を設けました。
<4歳児年中組>
「わたしたちはパイナップルファミリー!」
<5歳児年長組>
ファミリーごとに集まってダンス!
看板を目印に集まっています。
「なしファミリーの人、こっちこっち!」と呼ぶ声も聞こえてきました。
みんなで向かい合って踊ると楽しいね!
来週には4歳児と5歳児での同じファミリーの友達との顔合わせを予定しています。少しずつ関わりの輪を広げながら、一緒に活動することを楽しめるようにしていきます。
みかん組も秋頃から参加予定です。楽しみですね!
入園式から1ヶ月弱が経ちました。
入園式後、「困っている子たちがいたら助けてあげたい!」「お部屋まで連れて行ってあげたい!」など張り切っていた年長組。
2週間にわたり、「お迎えタクシー」と称して年少組を保育室まで連れて行ったり、「お助けマン」と称して年少組と年中組の身支度を手伝ったりしました。
初めはどのように関わったらよいか分からず戸惑う姿もありましたが、担任が関わりのモデルを示したり、友達の姿に気付けるように声を掛けたりする中で、一人一人が関わり方を知り、自分から年下の子に関わる姿が増えてきました。
お迎えタクシー、お助けマンを通して年長組としての自覚も出てきた子どもたち。
4月28日には新入園児を歓迎する「なかよしになる会」をしました。
「歌を歌おうか」「プレゼントをしたら喜ぶかな?」「司会も自分たちでやろうよ!」など、たくさん考えて自分たちで会を進めました。
「幼稚園にはたくさんの友達がいるんだね!」
「友達のしるしだよ!」 ウサギのペンダントを渡しました。
今後も、異年齢での活動を積極的に取り入れ、年下の幼児への思いやりの気持ちや年上の幼児への憧れの気持ちを育んでいきたいと思います。
園庭に大きなこいのぼりが泳いでいます。
みかん組のみんなで電車に変身し、
ホール前テラスまでお散歩し、大きなこいのぼりを見に行きました。
あまりの大きさに、驚いていました!
「大きいお魚だね!目がキラキラだね。」「僕の家にもあるよ!」
気付いたことをつぶやく姿や、じっと見つめる姿が見られました。
翌日から、自分たちもこいのぼりの製作を始めました。
好きな色のシールを選んで貼ると、とてもすてきなこいのぼりができました。
「レインボーのお洋服で素敵にする♪」
「こいのぼりさん、お散歩してるんだよ」
「年中組さん見て見て!」
こいのぼりを見て、作って、遊ぶという直接体験をとおして、こいのぼりに親しみをもっています。
好きな遊びの中でホールに飾られているこいのぼりを見たり、大きなこいのぼりの中に入って遊んだりする中で、こいのぼりの模様をよく見たり、「きれいな模様だね」と言葉にしたりする姿がありました。
たくさん親しんだ後に、グループごとにこいのぼり作りをしました。体の色、うろこの形、目の色をグループの友達と相談して決めました。
「どんなこいのぼりにしようか?」
「ハートがたくさんのこいのぼりにしたいね」
「あとは目を付けたら完成だね!」
「せーので一緒に付けようよ!」
「1,2・・・32枚もうろこができたね!」
友達と意見が合わず、何度も伝えてみたり、悩んだ末に譲ったり、友達と気持ちが一緒になって嬉しくなったり、グループの友達と一緒に作る楽しさを感じることができました。
それぞれのグループのこいのぼりが、元気に空を泳いでいます。