先月の誕生会で、うめ組が年長組と一緒に司会をしている姿を羨望のまなざしで見ていたさくら組の子どもたち。
「1月の司会はさくら組がやりたいね」と話していると、年長組が司会の言葉を教えにきてくれました。

「次はプレゼントですって言うよ」
「みんなで声をそろえるといいんだよ」

「言葉のはじめとおわりにはお辞儀をしよう」

たくさんの人がいる前に立つことに緊張しながらも「年長さんみたいにがんばるぞ!」と意気込んでいました。
誕生会当日は、年長組が教えてくれた言葉やかっこいいお辞儀の仕方、歩き方などを思い出しながら一生懸命取り組む姿が見られました。
教員や保護者の方、年長組の子どもたちから「かっこよかったよ」「年長さんみたいだった」などと声をかけられ、うれしさでいっぱいの子どもたちでした。引継ぎをとおして、年長組になる喜びや期待を感じられるように支えてまいります。
芝浦幼稚園は「とうきょう すくわくプログラム」に参加しています。
「とうきょう すくわくプログラム」は、すべての乳幼児の「伸びる・育つ(すくすく)」と「好奇心・探究心(わくわく)」を応援する幼稚園・保育園共通のプログラムです。芝浦幼稚園では、「自然」をテーマに保育に活動を取り入れています。
みかん組は「とうきょう すくわくプログラム」の一環としてプラスチック段ボール、略して「プラダン」という素材でできたボードを使って遊んでいます。
ボードに砂を振りかけて、指でなぞると

「描けた!」と絵が描けます。
地面に描くのも楽しいのですが、このボードに描くと緑色の線が出るのでよりおもしろいようです。
「絵を描こう!」と思って始めた様子ではなくても、ぐるぐると手を動かしているうちに砂に混ぜた葉や石が動くのがおもしろかったり、集めた葉を並べてみたり、偶然にできたものを楽しんでいる様子です。


描くだけではなくこのボードを机代わりにしたり、ボードに集めたものを並べたり、いろいろな使い方ができそうです。
子どもたちの発想で様々な使い方を楽しんでいこうと思います。
コマ遊びが大好きな子どもたち。
初めは教員が手を添えたり、ひもを巻くのを途中まで手伝ったりしていましたが、「最後まで巻けた!」「ちょっとだけど回った!」など少しでもできたことがうれしく、自分で紐を巻いたり回したりすることにチャレンジする姿がどんどん増えていきました。

丁寧に、根気強く巻いています。

「せーので回そうよ」
「一番長く回った人が勝ちってことね!」

トレイを設定しておくと・・・
「次はこのトレイの上で回してみよう!」
「二人でやってみるのも楽しそう」
「今度は持ち上げてみない?」
どんどん遊びのアイディアが出てきます。

「グルグル回って台風みたいだね」
「カラフルな渦になったね」
穴をあけた色画用紙をコマの軸に付けて回すことも楽しんでいます。
「できた!」のうれしさが、「次はこうしてみよう」「さらに~したいな」と意欲につながっているようです。
自分の目的をもって繰り返し取り組んだり、いろいろな遊び方を試したりできるようにしています。
3学期が始まり、友達を誘い合ってカルタやコマなどを楽しむ姿が見られています。
「一緒にカルタで遊ぼうよ!」「いいよ。じゃあ私読むからね。」と友達と一緒に遊びを進めることを楽しんでいます。


コマは、紐の巻き方のコツを友達と教え合い、どちらが長く回せるか対決することを楽しんでいます。


他にも、お手玉やけん玉など少し難しいことにも粘り強く挑戦する姿も見られています。
自分が決めためあてに向かって繰り返し取り組む姿を支え、できたときの嬉しさに共感していきたいと思います。
「いらっしゃいませ。レインボーアイスおいしいですよ。」
「お持ち帰りはできません。こちらでどうぞ。」お店屋さんになりきって
遊びます。

「ピクニックするからテラスで遊びたい。サンドイッチを持ってきたよ」
「いただきます」「ハムと卵が入ってるの」
「一緒に食べるとおいしいね」

「年中組さんが凧あげしてる!」「私たちも作りたい!」
とビニール袋を使って、凧を作りました。
買い物の袋が凧揚げの凧になりました。

型抜きをした紙を
セロハンテープで一枚一枚、根気よく丁寧に貼っていき、
カラフルな凧が出来上がりました。

走る・走る・走る・走る・子どもたち。
「楽しいね!またやりたい、明日もやりたいね」
寒さもなんのその! 元気いっぱい芝浦の子!

3学期が始まり1週間。
「ねえねえ聞いて!冬休みにね~」
「13回会えなくて寂しかったよ」
「今日は飛行機ごっこしようよ」
子どもたちは教員や友達との再会を喜び、冬休みに経験したことを話したり遊びに取り入れたりしながら過ごしています。

「ヒヤシンス、根っこが伸びたね!」
「もじゃもじゃになっているよ」

「チューリップの芽が出てきたね」
「もっと伸びるように雑草取りをしよう」
栽培物の変化に気付き、気付いたことを教員や友達にも知らせたり、手入れをしたりする姿が見られています。自然となかよし、自然が大好きなさくら組です。
また、正月遊びに興味をもち、教員や友達と一緒に楽しむことができるように、こまや紙コップけん玉、かるたなどを子どもたちの目につきやすい場所に設定しています。
「ぼくの名前に入っている文字があったよ!」
自分や友達の名前、学級名など身近なひらがなをきっかけに、教員や友達と一緒に文字に触れ、親しむ経験を重ねられるようにしています。
友達と関わりながら遊ぶことを楽しんでにこにこいっぱい、そして、もうすぐ年長組になる期待感でわくわくいっぱいの3学期になるように、支えてまいります。
もうすぐ13日間の冬休みを迎えます。
さくら組では、「忍法ピカピカの術」と称して、自分たちが生活する場の大掃除をしました。

「雑巾を2回折ると拭きやすいね」
「すみっこに汚れているところを見付けたよ」
雑巾を使い、よく見ながら拭いています。
普段、弁当時のテーブル拭きで布巾を洗ったり絞ったりする経験をしているので、雑巾の絞り方もぐんと上手になりました。

「いっぱい遊んだから砂がいっぱいだ!」

雑巾で拭くだけでなく、整頓して片付ける姿が見られました。
教員は、「3学期にまたたくさん遊べそうだね」と新年の遊びに期待をもてるように声をかけながら、個々の取組を認めたり励ましたりしました。
3学期も楽しいことをたくさん見付けて遊びましょう。
楽しい冬休みをお過ごしくださいね♪
幼稚園NT(週に3日派遣されているネイティブティーチャー)との関わりを中心に、12月のさくら組の子どもたちの様子をお知らせします。
助け鬼では・・・

「助けて~!」「Help me!」
「がんばれがんばれ Go for it!」
繰り返し楽しんできた遊びを幼稚園NTと一緒に楽しむ中で、自然と英語が耳に入り、子どもたちも言ってみる姿が見られました。

12月生まれの誕生会では、幼稚園NTとの活動で親しんでいる『Rock,Paper,scissors』(グーチョキパーで何作ろう)の手遊びを披露しました。

コマ遊びも楽しんでいます。
みかん組のときは手回しゴマでしたが、年中組のコマは紐を使った引きゴマです。
紐を巻くこと、左右の手でバラバラの動きをすること(片手で軸を持ち、もう一方の手で紐を引く)は少し難しいですが、子どもたちは繰り返し取り組んでいます。
教員は、少し手を添えながらやり方を知らせたり、励ましたりと一人ひとりの実態や思いに応じて関わり、コマで遊ぶ楽しさやできるようになるうれしさを味わえるようにしています。
同じ場に幼稚園NTがいることで、「こうやって巻くんだよ」など自分たちの遊びをNTに伝える姿も見られます。
3学期は、1・2学期ではぐくんできたことを土台に、NTと触れ合って遊ぶ中で、日本語・英語・ジェスチャー等様々な方法で自分の思いを伝えたり、自分の思いが伝わる嬉しさを感じたりできるように支えていきます。
さくら組の子どもたちは、したいことを見つけ友達と関わりながら遊ぶことを楽しんでいます。
12月の遊びの様子をお知らせします♪

園庭でリレー。
「年長さんみたいにバトンをわたそう!」
「寒いけど、走るとは体がポカポカしてくるね」
気温が低い日も、園庭で体を動かすことを楽しんでいます。

4歳児うめ組と一緒に校庭で折り返しリレー!
同じ敷地内にある芝浦小学校の校庭をお借りしています。
小学校と隣接している利点を生かし、思い切り走ることを楽しめるようにしています。

友達とおうちごっこ。
空き箱で作った乗り物を走らせられるように工夫して場づくりをする姿が見られました。

段ボールの衝立を使って場づくり。
「一人だとグラグラしてうまく置けないな」
「ぼくが押さえるね」「ありがとう!」
困っている友達がいると手伝うなど、温かなつながりが感じられます。
興味をもったことに取り組み、自分なりに考えたり繰り返し遊んだりして楽しんできた2学期。
いろいろな友達との関わりを楽しむ中で、自分の思いや考えを友達に伝える力が少しずつ育ってきています。3学期は、自分の思いを伝えたり友達の言葉を聞いたりしながら遊びを進めること、友達が聞いてくれたうれしさを感じることなどを経験できるように支えてまいりたいと思います。
先週芝浜小学校1年生との交流、今週芝浦小学校5年生との交流を行いました。
まず、芝浜小学校との交流の様子をお伝えします。
幼稚園から運河を探検しながら芝浜小学校まで歩いていきました。

途中で、かるがもに出会い、「おーい!」「行ってくるねー!」とあいさつをしていました。

芝浜小学校では、秋の自然物を使った遊びをたくさん楽しませてもらいました。


ドングリのマラカスや、自然物を使った仮面など・・・秋の自然をたっぷり使った遊びに大喜びでした。
次に、芝浦小学校の5年生とも交流しました。
5年生が作った4つの遊び場に、5年生のお姉さん・お兄さんがペアになって案内してくれました。
魚釣りでは、魚ごとにポイントが付いており、最後に釣った魚の合計ポイントを計算してくれました。

トランプでは、5年生と真剣勝負をしました。

ポーズをそろえようのコーナーでは、相手は見えない状態で、お題から連想するポーズをして、そろえばポイントがもらえます。

最後に、射的は紙コップの的を真剣に狙っていました。

芝浜小・芝浦小どちらもの交流で、小学生に優しく接してもらい、親しみや憧れの気持ちを強くし、より就学への期待を高めたきく組でした。
外部の講師の先生(JACOT 小田先生)をお招きして運動遊びをしました。

小田先生の動きを見て避けながらクマのように這って進みます。
這う動きは腹筋や背筋を使います。
その状態で進む方向を転換することで体幹の力が付く、と教えていただきました。

講師の先生のまねっこで動いてみよう!

続いて、さくら組の大好きなラディアン。
掛け声に合わせて同じ側の肘と膝を合わせます。

最後はジャングル鬼ごっこ。身近な遊具や用具を使って作った場の中で鬼から逃げることや、友達を助けたり助けられたりすることを楽しみました。
頭も体も使い、楽しみながら体を動かす遊びを日常的にも取り入れていこうと思います。
小田先生、ありがとうございました!
さくら組の子どもたちは、週3回派遣されている幼稚園NT(ネイティブティーチャー)と遊んだり活動したりすることを楽しみにしています。

友達と一緒に動物に変身!
劇遊びの中で動物になりきることを繰り返し楽しんでいた子どもたち。
何の動物か予想し、英語や日本語で答える姿が見られました。

「Rock,scissors, paper...」
日頃から日本語で親しんでいた手遊び(『グーチョキパーで何作ろう』)の英語バージョンなので、「これ知ってる!」と親しみの気持ちをもって動く姿が見られました。

「ゴーゴーゴーゴーじゃんけん列車♪」
「〇〇先生も一緒にやろうよ!」
さくら組で楽しんでいる遊びに、幼稚園NTにも加わっていただく時間も設けています。
・
教員は、幼稚園NTと活動の振り返りや次回の活動内容についての打ち合わせをし、子どもたちが幼稚園NTに親しみの気持ちをもち関わりを楽しめるように支えています。日々の園生活の中で楽しんでいることや取り組んでいることとのつながりを考慮しながら、活動内容を考えています。
みかんあか組の子どもたちは、友達を呼んでパーティーをするのが大好き。
お家を作って、たくさん食べ物を準備したら
「パーティーしよう!」「みんなきて!」と友達を呼びます。
いろいろなものを作って、みんなで一緒に食べることを楽しんでいます。

「きて!葉っぱのケーキだよ、どうぞ」
「おいしい!」

「餃子パーティーしよう!みんなで一緒に食べよう!」
「これはカレー味だよ」

「お料理できたよ、ぼくのお家にみんな来て!」「みんなが来たら食べるからね」
「私も入れて!」「スープおいしいな」
日々、いろいろな場所でパーティーが開かれ、たくさんの友達を招待して遊ぶことを楽しんでいます。
一緒に遊ぶ中で、お皿を人数分用意したり、フォークが足りないなと気付いて友達の分まで持ってきたりと、周りの様子を見て友達のためにやってあげようとする姿も多くみられるようになってきています。
みんなで一緒にいることで、思いがすれ違ってうまくいかないこともありますが、一緒にいるからこそ友達の思いに気付ける場面もたくさん見られます。
「一緒に遊ぶって楽しい!」と感じられるように教師が関わっています。
これまで、弁当前には教員が机を拭いたりやかんからお茶を注いだりしていましたが、「わたしもやってみたい」との声が増えてきたため、11月から自分たちで挑戦しています。

「この机、拭きますよ~!」
「お願いします!拭きやすいように手を挙げておこう」
自分たちで机を拭く中で、「クレパスが机についてる!」「このままじゃお弁当を食べられないね」などと机を拭く必要性に気付く姿も見られ始めています。

「先生はやかんの蓋を押さえていたよね」
「そーっとそーっと・・・」
教員は、やり方を知らせたり、一緒に行ったりしながら、自分たちでできるうれしさを受け止めています。
落ち葉や木の実などの自然を取り入れて遊ぶことが大好きなさくら組。

「お肉が焼けてきたよ」
「お魚も焼こうか」
園庭では、粗朶(そだ…剪定された樹木の枝などをわら縄で束ねたもの)を薪に見立ててバーベキューごっこをする姿が見られました。

「フワフワの中から種が出てきたよ」
「ワタって気持ちがいいね」

「いろいろな形のドングリがあるね」
「この木の実、きれいな色だね」
園で栽培しているワタや家庭から持ち寄った自然物に触れることを楽しむ姿も見られます。

また、お気に入りの木の実やワタ、カボチャの種などをボンドで飾り付けし、
自然いっぱいのフレームを作ることができるような場を設定しています。

木の実とドングリの帽子を組み合わせる、ドングリを付ける向きを工夫するなどの姿が見られています。

教員は、自然物を使って飾り付けをする楽しさに共感したり、一人ひとりの工夫を認めたりし、自然を遊びに取り入れる楽しさを存分に味わえるように支えています。