先週、園庭にさらにたくさんの生き物が遊びに来るように設定した粗朶(そだ)。
子どもたちは「粗朶の中はどうなっているかな?」「虫たちは遊びに来ているかな?」と気に掛けていました。
粗朶の様子を見てみると・・・
「あ!!虫がたくさんいるよ」
「裏返したら、粗朶の下にもいっぱい!」
昨日の雨でジメジメとしていたためか、たくさんの虫たちが遊びに来ており、子どもたちは大喜びでした。
「粗朶の中にいたから雨に濡れなかったかもしれないよ」
「ジメジメしている場所を探したから虫がたくさん来たのかな」
と、考えたり予想したりしたことを話していました。
「こっち来てよ!“そだ“っていうものがあるんだ!」
「木の枝でできている虫のお家だよ」と年中組に粗朶について知らせる姿もありました。
直接自然と関わる機会を大切にし、その中で感じたことや気付いたことを友達にも共有できるようにしています。
6月4日から10日は歯と口の健康習慣です。
年中組、年長組では6月から歯磨き指導を行っています。
「むしば菌は、甘い食べ物や歯磨きをしていない歯が大好きなんだって」
「お弁当の後には丁寧に歯を磨こうね」
「みんなで歯磨きすると楽しいね」
「奥の方まできれいに磨こう」
「磨いた後には鏡でチェックしよう」
「食べ物は残っていないかな?」
学年の実態に応じて、イラストなどを使いながら歯磨きの大切さについて知らせ、元気な歯を守ることができるように歯磨きの仕方等を指導しています。
保育室前で育てている野菜が実をつけ始めました。
一番に発見した子が興奮気味に友達や教師に教えてくれました。
よーく見てみると、小さい実ができています!
きゅうりや、まだ緑色のトマト、小さな枝豆・・・たくさんの野菜が実っています。
子どもたちは、「はやくたべたいよー!」と収穫に期待をもったり、「おいしくなるようにお水をあげないと!」と今まで以上に水やりを頑張る子もいます。
これから大きくなったり色を変えたりといった生長を、子どもたちが関心をもって見届けていけるようにしたいと思います。
先日、年中組の友達が海賊船を作って、魚釣りをしたり釣った魚を焼いて食べたりしているのを見て、
「私もやりたい!」と魚釣りにやってきたみかん組の子どもたち。
海賊船の仲間に入れてもらい、一緒に魚釣りをして遊びました。
その次の日、「私たちも海賊船作りたい」とみかん海賊船を作って、出発!
さくら組の友達も一緒に作り、一緒に遊んでいます。
「ダイオウイカが来るぞ、掴まって!!」と船にしがみついたり、
「地震が来た!」と頭を守る姿勢をしたり、
本物の船に乗っているイメージをもって楽しんでいます。
日により、場所や形を変えて海賊船ごっこを楽しんでいます。
年中組や年長組の子どもたちがしている楽しいことをよく見て一緒に遊んだり、みかん組なりにまねて場を作って遊んだりする姿がたくさん見られています。
年長組の親子でみなと科学館に行きました。
「科学館で待ち合わせってドキドキするね」
現地で集合して、入館しました。
まずは、みなと科学館の方にあいさつをして、館内で楽しく過ごすための約束についてお話をしていただきました。
春~夏の夜空のプラネタリウムを観て、展示コーナーでは身近な科学を体験しました。
「津波ってこうやってできるんだね」
「幼稚園でも避難訓練をしているよね」
「ぼくが通っている芝浦幼稚園、あったよ!」
「生き物の足や羽はどうなっているのかな」
「おもしろい!」「なんでだろう?」「ふしぎ!」の声が、みなと科学館のあちこちから聞かれ、親子で楽しく科学に触れる機会となりました。
保護者の皆さま、ご協力いただきありがとうございました!
園庭で遊ぶのが大好きなさくら組の子どもたち。
天気が良い日は毎日園庭に出て遊んでいます。
園庭で遊んでいると、たくさんの発見があります。
この日も、おもしろ散歩道で何やら探している様子。
「こっちにも行ってみよう!」と奥へ進んでいきます。
見付けたものは、たくさんのダンゴムシ。
大きいダンゴムシから小さい赤ちゃんダンゴムシまで、たくさん捕まえて、「大家族のダンゴムシだねー」と喜んでいました。
他の場所では、「先生、すごい石を見付けた!」と教えてくれました。聞いてみると、絵が描ける石とのこと。さっそく、紙に書いてみると…
かけました!
「4歳だから4ってかいたよ」「自分の名前、書いてみよう」と名札を見ながらかく姿もありました。
これからもたくさんの発見を遊びに取り入れていけるようにしていきたいと思います。
「みなエコ」とは、港区学校版環境マネジメントシステム「みなと子どもエコアクション」の略で、
港区の幼稚園、小学校、中学校で環境活動を推進する取組です。
今年度の芝浦幼稚園では、
『しぜんにやさしいようちえん』を目指して、みなエコ活動を進めています。
今回は、園庭にさらにたくさんの生き物が遊びに来るように、剪定した樹木の枝などをわら縄で束ねた『粗朶(そだ)』を設定しました。
「枝が抜けてしまわないようにギュッと結ぼうね」
実際に自分たちで樹木の枝を持って運び、触れたり見たりする中で「この枝はサルスベリだね、ツルツルしているよ」「この枝は重くてザラザラしているね」などと枝の特徴に気付く姿が見られました。
また「竹はトンネルみたいになっているから虫が遊びに来やすいかもしれない!」などと考えて樹木を選び組み合わせる姿もありました。
「粗朶置き場はこのあたりがいいかな」
「ジメジメしているからダンゴムシがいっぱい来るかもしれないよ」
虫たちが大好きな枯れ葉を敷いたり、粗朶を置いたあたりを湿らせたりし、「早く虫たちが遊びに来ないかな」と楽しみにしています。
さらに「しぜんにやさしいようちえん」を目指して、子どもたちと一緒にみなエコの活動を進めていきます。
昨年度末、まだ年中組だった頃に前の年長組から当番活動のやり方を教えてもらった子どもたち。
4月、「自分たちも前の年長組さんみたいにやってみたい!」と関心をもった子たちから当番活動を始め、現在は3~4人のグループごとに1つの当番に取り組んでいます。
当番活動の内容や手順は、昨年度末に教えてもらったことにこだわりすぎず、自分たちで「どんな当番があるといいかな」「どうやって進めるといいかな」と考えて決めました。
〇テラスの遊具等の整理
「積み木やいすが出ていたら片付けるようにしよう」
「みかん組さん(3歳児)はまだ片付けが難しいかもしれないもんね」
〇靴箱掃除
「小さいほうきとちりとりで靴箱の砂を取ろう」
「砂は自然のものだから外に返すといいね」
〇砂場の遊具の整理
「同じ形で分けたら使いやすいよね」
「ぼくはこの形を集めるね」
〇水やり
「前の年長さんは当番ではしていなかったけど、水やりもあるといいよ」
「水はどこにかけようか」
子どもたちが考えた手順は、手順表にして掲示し、自分たちで確認しながら進めることができるようにしています。
担任は、一人ひとりの動きを言葉にしたり、友達と声をかけ合いながら進める姿を認めたりして、他の幼児にもしていることが伝わるようにしています。
みかん組の保育室にマイクを準備しておくと、マイクを持って、さっそくステージごっこが始まりました。「おひめさま!」「アンパンマンがいい!」と子どもたちからのリクエストに答えて曲を流すと、自分なりに歌ったり、踊ったりしています。
「マイクを持ったら洋服もすてきにしなくちゃ!」と思ったのか、スカートやマントがあるのを思い出して身に付けて踊る姿もあります。
今日はティアラや冠を付けたプリンセスが歌ったり踊ったりしています。
「写真を撮りますよ」「パシャ、パシャ」
この日はカメラマンのお客さんも来ていました。
思い切り体を動かして踊っていたり、友達と一緒に歌うことを楽しんでいたり、
思い思いに楽しむ姿が見られています。
子どもたちの大好きなホールでの遊び。
「ここがトイレだよ」
「外から見えないように壁と扉を作ったよ」
「おばけがいるトイレにしたいな、びっくりさせるんだよ」
「いらっしゃいませ!レストランです」
「お客さんが座るところはここにしよう」
「ボウリングのコース、今日は坂道にしよう」
「トンネルも作ろうよ」
「簡単すぎるとつまらないから、ちょっと難しいコースにしたいな」
それぞれの場で友達とやりとりをしながら、遊びに必要な物や遊び方を考える姿が見られています。
担任は、子どもたちが「こんな場にしたい」「こんな風に遊びたい」と考えたことを一緒に遊んでいる友達に伝えたり、友達の話を聞いたりできるように指導しています。
ときには子どもたち同士の思いや考えがぶつかることもあります。担任は、解決を急がず、やりとりや考える姿を見守ったり、互いの思いを聞いてどうしようか考えられるように声をかけたりしてじっくりと関わっています。
先日、草取りなどをして畑を整えながら「畑にも何か植えたいね」「前の年長さんみたいにサツマイモを植えるのはどう?」と話していた年長組。
サツマイモの苗が届くと、「サツマイモは土の中にいっぱいできるんだよね」「ここからどんどん葉っぱが増えていくよ」などと昨年度の様子を思い出しながら話す姿が見られました。
「サツマイモの苗は寝かせて植えて、優しく土をかけるんだよね」
「どの向きで植えたらいいんだっけ」
「こうやってやるといいよ」
教師から聞いた植え方を友達に知らせながら、一緒に苗を植えていました。
「早く焼き芋したいね」
と、今から収穫を心待ちにする子どもたちです。
保育室の前で、ナス、ミニトマト、枝豆、キュウリを育て始めました。
土を掘って穴をあけて、野菜の苗のベッドを作り、そっと苗を置いて、ふかふかの土をかけてあげました。
毎朝、水やりをして、小さい草が生えてきたら、教師と一緒に抜きます。
雨の翌日には、「昨日は雨が水やりの代わりだったけど、今日はいい天気だから私たちが水やりしなくちゃね!」と張り切って取り組む姿が見られています。
登園すると、観察をして、「黄色い花が咲いてる!」と生長に気付き、教師や友達に伝える子もいます。
自分たちで植えたことで、愛着をもってかかわっている姿が見られます。
毎日水やりのときに口にしている、「おおきくなぁれ、おいしくなぁれ」の通り、大きく生長し、おいしい実をつけてくれることでしょう。
園庭でも安心して遊ぶようになったみかん組の子どもたち。
園庭の遊具を使って遊びの場を作ったり、園庭脇の『おもしろ散歩道』でダンゴムシを探したり、いろいろな遊びを楽しむ姿が見られています。
水やりをしていると、植えた時よりも大きくなったことに気付き「おおきくなってる!」と目を丸くして言っています。
椅子をたくさん並べて「映画館できました!」
「映画が始まります」みんなで椅子に座って映画館ごっこをしています。
年中組さんが作った家に行って、「い~れ~て」「いいよ!」
家に入れてもらって、何やらずっとおしゃべりしています。友達と一緒に居ることが楽しいのでしょうか。
じっくりダンゴムシ探し。どこにいるか知っていて、たくさんつかまえています。
教師に「手に乗せて」という子もいました。少し前までは「こわい!」と言って触れずにいましたが、手の上を歩いているダンゴムシをじっと見たり、やさしく触ってみたりしています。
遊び終わりの時間には「バイバイ、また明日会おうね」とダンゴムシさんの家に帰してあげています。
楽しいことを見付けることが得意なみかん組の子どもたち、毎日わくわくしながら園庭で遊んでいます。
近隣の港区五色橋保育室の2歳児の皆さんが、芝浦幼稚園の園庭に遊びに来てくれました。
砂場で遊んだり、一緒にダンスを踊ったりして楽しみました。
作った料理を食べに来てくれることもありました。
最後はみんなで「ばいばーい。」「また来てね。」とお見送りをしました。
一緒に遊べて嬉しそうな子どもたちでした。
ぜひまた遊びに来てくださいね。