秋の自然を遊びに取り入れて遊ぶことを楽しんでいるきく組。
葉っぱを紙の下に置いて、コンテで優しくこすると・・・

葉っぱの形や葉脈が浮き出てきます。
「わぁ!すてき!」と歓声をあげながら何枚も何枚も楽しんでいます。

「違う葉っぱもやってみよう!」とたんけんひろばに葉っぱ探しに行きました。

「この葉っぱだとこんな模様が出たよ!」
「小さいハートの葉っぱを見付けたよ!」
「葉っぱの半分ずつ違う色にしてみよう!」
などと試したり工夫したりしながら取り組んでいます。


秋の自然物を遊びに取り入れ、新しい技法に出合い、自分なりの試しや表現を大いに楽しんでいます。
幼児が自然と関わる楽しさを感じられるような遊びをたくさん取り入れていきたいと思います。
少しずつ過ごしやすい気候の日が増えてきました。
子どもたちは、戸外で遊ぶ気持ちよさや楽しさを味わいながら自然に親しんでいます。

「カレーに葉っぱのトッピングをしたよ」
「ジュースもありますよ」

「この葉っぱは、茶色と黄色と緑」
「いろんな色が仲良しになっている葉っぱだね」
気付いたことや感じたことを教員や友達に伝えながら遊んでいます。

こちらでは、バケツに入れた落ち葉をスコップでまぜまぜ。
「なんかいい匂いがしたよ!」
「葉っぱの匂いかな?」
「もっと混ぜてみたらどうなるかな」
「クシャって音がした!」
様々な感覚で落ち葉を感じています。

落ち葉のお風呂もありました。
「あったかい色のお風呂です」
「ゆっくり入ってくださいね」

こちらは、テラスに椅子を並べ、園庭の様子を見ている二人。
担任が見守っていると、
「あ!葉っぱが落ちた!」
「さっきは黄色だったけど今落ちたのは緑と黄色だったね」
「次はどのあたりから落ちるかな」と話す声が聞こえてきました。
一人ひとりが楽しんでいることや感じていることを丁寧にとらえながら、季節の移り変わりをじっくりと楽しめるように支えていきます。
降園時に読んだある絵本がきっかけで「忍者マスター」にあこがれている子どもたち。
忍者マスターになれるよう、日々修行に励んでいます。

忍法 玉入れの術!
「玉がたくさん入ると忍者パワーがたまっていくんだよね!」
『エビカニクス』の曲に合わせて投げます。
なかなか玉が入らず、「どうしたら入るかな」と考えながら取り組む姿が見られました。

また別の日は・・・忍法 早走りの術!
自分のチームの色のコーンに向かってまっすぐ走ります。
サササササッと素早く走ることを頑張っています。

忍者の『にんまる』から届いたハチマキにキラキラのテープを貼って、自分だけのオリジナルハチマキもできました。
「本物の忍者に近付いてきたね」
「早く忍者マスターになりたいな」
年中組の修行は続きます。
10月の誕生会を行いました。
誕生児の友達は、みんなにお祝いの気持ちを届けてもらってとてもうれしそうでした♪
年中組は、毎月王冠のプレゼントを作っています。
誕生児の友達が好きな色や形を考えながら、飾りをつけています。

今回のお楽しみでは、芝浦幼稚園の60周年記念キャラクターのげん・にこ・ゆめのかるがもたちが遊びに来てくれました。


昔の芝浦幼稚園に関するクイズを出してくれて、みんなで一緒に楽しみました。

みかんあか組、みかんあお組の誕生会では、3人の誕生児のお祝いをしました。
おたのしみでは、秋の歌のスケッチブックシアターを見て
『どんぐりころころ』や『まつぼっくり』などを一緒に歌いました。
忍者になりきって遊ぶことを繰り返し楽しんでいた年中組。
すると、忍者の『にんまる』から再び巻物とポンポンが届きました。
年中組の様子をどこかからか見ていたのでしょうか?

ポンポンを持って踊ると楽しい気持ちになるね!

「こんなダンスはどう?」
自分で考えた振付を教員や友達に伝えたり、友達が考えた動きをやってみたりする姿が見られました。
様々な曲に合わせて踊る中で、『勇気100%』の曲が流れると「忍者にぴったり!」とすぐに大好きになった子どもたち。繰り返し踊る中で、友達と一緒に動く楽しさを味わっています。

『壁の術』『横跳びの術』など、踊る場所の移動にも挑戦しています。
先日年長組に運動会に誘われたことを思い出し、「忍者のダンスをお家の人にも見せたいな」と楽しみな気持ちが膨らんでいます。
芝浦幼稚園では、「友達と協同して遊ぶことを楽しむ幼児を育てる~幼児がつながるための環境の構成~」を研究主題とし、保育について研究を行っています。
10月3日に3歳児みかん あか組、みかん あお組が研究保育を行い、教員同士で保育の様子を見合ったり、講師の先生から指導を受けたりすることで、幼児同士がつながるための環境の構成について理解を深めました。

みかん あか組は、ドーナツ屋さんごっこの遊びを中心に

みかん あお組は、ステージごっこの遊びを中心に

保育の観察をしました。
子どもたち一人ひとりがやりたいことを見付けて、じっくり遊ぶ姿や教師との関わりを楽しむ姿などがたくさん見られました。
研究協議会の中では、子どもたち一人ひとりが楽しんでいることを読み取って援助していくことの大切さや、どのように子どもたちの遊びの場を作っていくと、より子どもたちが夢中になって遊びを楽しめるのかなどを協議しました。3歳児は、幼児同士が言葉のやりとりで互いの思いや考えを理解することが難しいこともありますが、子どもと教師のつながりを土台として、少しずつ幼児同士のつながりが生まれていることが分かりました。
1年間で各学年1回ずつの研究保育は、今回で最終回でした。保護者の皆さま、研究保育に伴う保育時間の変更にご協力いただきありがとうございました。研究保育で学んだことを日々の保育に生かすために、さらに研究を進めて参ります。
講師の先生のご指導による『ダンスの会』に参加しました。

足を上げて、手を開いて体を支えたり・・・

講師の先生の動きを見たり掛け声を聞いたりしながら、様々な動きを経験しました。

最後は動物に変身!
ゾウやキリン、ウサギなど様々な生き物になりきって動きました。
講師の先生に「ヘビに変身!」と言われると、子どもたちの体がどんどんつながっていき・・・長~いへびができました。
自分なりに表現することだけでなく、友達と一緒に表現する楽しさも感じ始めているさくら組です。
夏に、お祭りを経験した幼児が多く、遊びの中でも経験したお祭りのイメージを再現して遊ぶ姿が多く見られました。
チョコバナナやりんご飴を作って遊ぶ中で、「お祭りって踊ったり太鼓をたたいたりする人もいるよね。」という発言から、太鼓を作って遊び始めました。

ゲームボックスに段ボールをのせて叩くとよい音がして、大盛り上がりでした。
そこから、太鼓のダンスへと発展していきました。太鼓を叩きながらポーズを決めたり、くるりと回りながら太鼓を叩いたりと様々な動きが出てきて、学級全体で楽しむ姿につながっていきました。

夢中になって太鼓のダンスをして遊ぶ中で、「ショーみたいにお客さんを呼んだらいいんじゃない?」「さくら組とうめ組呼んでみる?」という声が聞かれました。
すると、「まだちょっと秘密にしようよ!もう少しうまくなったら、もっとたくさんの人に見てもらいたい!」と練習に励むようになりました。きく組のみんなが楽しんでいる太鼓のダンスをいつ見てもらおうかと相談していると、「先生、運動会だよ!去年もやったよね!」と一人の子が。担任が「運動会・・・?」と尋ねると、昨年さくら組の時に経験したことを思い出して思い思いに話していました。
「運動会するなら、今リレーも楽しいからそれも見せたいな!」と言う幼児も出てきました。さらには「運動会はきく組だけじゃなくてみんなでしようよ!さくら組とうめ組、みかん あか組やみかん あお組も誘ってみようよ!」と他の学級もお誘いすることにしました。他の学級も「やりたい!」と大賛成でした。

こうして芝浦幼稚園の運動会に向けた取組が始まりました。
子どもたちが「やってみたい!」という気持ちや「みんなに見せたい!」という思いを大切にし、実現することの喜びや満足感を味わっていけるようにしていきたいと思います。
忍者の絵本を読んだことがきっかけで、日々修行に励んでいる年中組。

橋を渡ったり、トンネルをくぐったり、片方の足でバランスをとったり・・・いろいろな修行を考えています。「もっと難しくしたいな」と教員と一緒にコースをアレンジしながら、様々な動きをすることを楽しんでいます。
先日、そんな年中組のところに巻物が届きました。

なになに?差出人は・・・忍者のにんまる!?
忍者が自分たちのことを見ていたなんて、びっくり!
「昨日忍者団子を作っていたからかな」
「どこかの穴から出てきたのかな」
「幼稚園の屋根にいたのかもしれないよ」
イメージがどんどん膨らんでいます。

「敵に見つからないようにゴロゴロの術をするでござる!」

「壁のぼりの術も楽しいね」
「にんまるの仲間になりたいから今日も修行でござる!」
忍者への親しみや憧れの気持ちでいっぱいの年中組です。
9月の誕生会を行いました。
毎月行っている誕生会を楽しみにしている子どもたち。誕生児の友達に、しっかりお祝いの気持ちを届けています。
年中組・年長組の誕生会では、毎回年長きく組が司会を行っています。今月からは、一人一言の司会の言葉を言うことに取り組んでいます。歩き方や台の立ち方も立派でとても素敵な姿でした。

年少組の誕生会でも、友達にパチパチと拍手をしてお祝いです。

今月のお楽しみは、大きなかぶのエプロンシアターでした。

9月の誕生会では、年中組が歌と合奏のお楽しみをしました。
息がぴったり合うようにこれまで取り組んできた姿をおうちの方にみていただくことができました。

好きな遊びの中で繰り返し楽しんできた楽器遊び。
自分たちが楽しんできた姿を見せることができて子どもたちも満足そうな顔を浮かべていました。
今回得られた経験を次の機会にも繋いでいきたいと思っています。
はさみで、細長い画用紙をチョキチョキ。
「ゆっくり切ろうね」「手を切らないように気を付けてね。」など声を掛け、
安全に使えるように見守りながら切っています。

初めてはさみを使う子もいます。チョキっと切れると、「できた!」ととても嬉しそうな表情を見せてまた切ることを楽しむ姿も見られました。

切ったものはジップ袋に入れて風船にして遊びました。


「ゴールにシュート!」「入った!やった!」「もう一回!」
何度も繰り返し投げて楽しみました。
芝浦幼稚園では、「友達と協同して遊ぶことを楽しむ幼児を育てる~幼児がつながるための環境の構成~」を研究主題とし、研究を行っています。
9月18日に5歳児きく組が研究保育を行い、教員同士で保育の様子を見合ったり、講師の先生から指導を受けたりすることで、幼児同士がつながるための環境の構成について理解を深めました。
きく組は、船作りの遊びの様子を見ていただきました。牛乳パックで作った船を水に浮かべて、「浮いた!」「風が吹いたら少し動いたよ!」と水に浮くことを楽しんでいました。
その後、「スクリューを付ければ早く動くんじゃない?」とひらめいた子がいて、船にスクリューを付けるためにどうすればよいかを試行錯誤する姿が見られました。


そんな子どもたちの様子を見て、子どもたちがどんなことに気付いているか、どんな経験をしているかを全教員で協議をしました。
また、研究主題である「幼児同士がつながるため」にはどんな環境の構成や教師の声掛けをしていけばよいかも講師の先生からご指導いただき、学びを深めました。

このような協議会をする中で、幼児が自分の思いを言葉にし、友達との対話を楽しみ、友達とつながることを楽しむ幼児を育成できるように、教員で共通理解を図っています。
これからも、研究のまとめに向けて、教員一同頑張っていきたいと思います。
暑い日がまだまだ続いています。
きく組は、一学期に石鹸を使ってクリームを作った経験を生かし、「かたいクリームを作りたい」という目的をもって取り組んでいます。
袋に削った石鹸と水を入れて、空気とよく混ぜてあわあわにしていきます。

「だんだんかたいクリームになってきた!」と感触の変化を言葉にしながら楽しんでいます。
かたくなったクリームを見て、「なんだかソフトクリームみたいだね!」「パフェも作れそう!」とパフェ作りが始まりました。
ペットボトルをパフェの容器にして、中に様々な素材を入れます。「これはコーンフレークね。」と素材を見立てながら楽しみながら作っています。

そして、最後に、固くなったクリームを絞って乗せます。クリームを絞る手付きはパティシエのようでした。

とてもおいしそうなパフェがいくつもできあがり、嬉しそうなきく組でした。

かたいクリームを作る過程では、「水を入れすぎちゃったなぁ…」と失敗しても「もう一回作るぞ!」とあきらめずに何度も繰り返し作っていました。
自分なりの目的の実現に向かって、何度も繰り返し取り組む楽しさを感じています。これからも、幼児が関心をもったことにじっくり取り組んだり、繰り返し取り組んだりできるよう時間を保障していきたいと思います。
2学期が始まって1週間。
さくら組の子どもたちは、したい遊びを見付けて教員や友達と関わりながら楽しんでいます。

「イルカさん、どうぞ!」
「可愛いポーズでジャンプするイルカだよ!」
1学期に楽しんでいたことを思い出して遊ぶ姿や・・・

「恐竜もショーをやっているんだよ」
「T・レックスが他の恐竜を食べちゃうんだ」
夏休み中に経験したこと、見たものなどを再現して遊ぶ姿もありました。

「夏休みの前は元気だったけど、枯れちゃったね」
「おひさまの力が強かったのかな」「夏休み、暑かったもんね」
「次は何を育てようね」
栽培していた野菜で夏休み中に枯れたものは、子どもたちと教員で始末をしました。
「根っこって強いね、なかなか抜けない」
と気付く姿もありました。

幼稚園NTとも、「Long time no see!」(久しぶり!)とあいさつをし、再会を喜んでいました。
2学期も、子どもたちがしたいことにじっくりと取り組んだり、友達との関わりを楽しんだりできるように支えていきます。
地域の方をお招きしてコマやお手玉などで一緒に遊ぶ「地域の方と遊ぼう会」がありました。

地域の方のお名前を聞いて
「よろしくお願いします!」

「けん玉ってどうやってするの?」
「一緒にやりたいな」

「このコマ、逆立ちするんだよ」

「誰が長く回せるかな?」

「どうやって折ればいいの?」「教えて教えて!」
優しく遊び方を教えていただき、子どもたちはお二方に親しみの気持ちをもちながら一緒に遊ぶことを楽しんでいました。
楽しい時間はあっという間で、遊びの時間の終わりが近付くと子どもたちからは「もう終わっちゃうなんて寂しいな」「また明日も一緒に遊びたいよ」などの声が聞かれました。
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最後には、「ありがとう」と「また一緒に遊ぼうね」の気持ちを込めて、子どもたちが『芝浦幼稚園の歌』を歌いました。
お二方、是非また幼稚園にいらしてくださいね!